デイサービスで働いていて嬉しかったこと

デイサービスで働いていて嬉しかったこと

最初は介護の仕事は希望してなかったのですが、どうしても働く必要があって今のデイサービスの仕事に就きました。私は祖母や祖父と暮らした経験がないので、最初は戸惑いました。何が一番困ったかというと、認知症の人だけでなく頭がしっかりしている人もいるので、同じような対応ができないという点でした。認知症の人はすぐに忘れてしまうので比較的対応がやりやすいのですが、頭がしっかりしている人は色々と苦情や文句が多いのです。最初は文句を言われるたびに辞めたくなりました。自分の仕事は大切な仕事なんだと思えたのは、口うるさい高齢者を送迎バスで送った時のことです。ピンポン鳴らしても誰も出てこないんです。仕方ないので他の高齢者を自宅に送って、その帰りにもう一度寄ったのですがやはり留守なんです。その時のお年寄りの寂しそうな顔が印象に残りました。いつもデイサービスでは口うるさいのですが、黙り込んでしょんぼりしているのです。その夜は併設されているショートステイの施設で1泊してもらいました。翌日わかったのですが、家族は急用があって実家の方へ泊まりがけででかけたらしいのです。デイにも通報したらしいのですが、手違いで伝えられなかったのです。でもその経験で、どんなに口うるさいお年寄りでも孤独なんだなというのを感じしました。それ以来、デイサービスで文句を言われても笑って対応することができるようになったのです。

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